お知らせ・ニュース
あきらめないがん治療|高度活性化NK細胞免疫療法
ペインクリニックが行うがん疼痛緩和ケア外来
あきらめないがん治療
高度活性化NK細胞(CANK)免疫療法
がんの治療と予防を目的としたNK細胞療法(三種)【再生医療計画番号:PC3240204】
――「この治療で、本当に前へ進めるのだろうか」――そんな不安が胸をよぎった瞬間こそ、私たちが寄り添うタイミングです。新橋DAYクリニックは「あきらめないがん治療」を掲げ、患者様ご自身の血液から採取したNK(ナチュラルキラー)細胞を、最先端のバイオテクノロジーで大量かつ高純度に培養し、独自の高度活性化プロトコールでがん細胞を的確に見つけ出し攻撃する力を高めて体内へ戻します。標準的手法を遥かに超える活性化NK細胞を安定供給できるため、化学療法や放射線治療と併用して免疫力を底上げし、進行がん・再発がんはもちろん再発予防にも力を発揮します。採血から約3週間で点滴投与が可能となり、お仕事終わりの夜間でも実施可能です。30~60分ほどの外来処置だけで日常生活へすぐに復帰できる――それが“続けやすい免疫細胞療法”です。診察から治療、フォローアップまですべて麻酔科医である院長が直接担当し、痛みや不安に寄り添いながら一人ひとりに最適なプランをご提案します。
「まだやれることがある」。その想いを胸に、私たちは最前線の免疫細胞療法と温かなチームケアで、あなたの伴走者であり続けます。お一人で悩む前に、ぜひ一度、ご相談ください。
NK細胞免疫療法とは
血液中の白血球は免疫細胞と呼ばれ、NK細胞、T細胞、単球(樹状細胞になる)、B細胞等に大別され、ご自身の血液から、これらの免疫細胞を分離・培養し、再び体内に戻す治療法が免疫細胞療法です。当院ではこの中でも高い効果が期待できるNK細胞に着目し、独自の高活性化プロトコルによりがん免疫力を高めたNK細胞免疫療法を行っております。
ご自身の血液がベースとなっているため、抗がん剤等に見られる副作用はほとんどなく、体に負担がかからない治療法として、注目を浴びています。
がんは、細胞遺伝子の変異やウイルス感染などにより発生します。こうして生じるがん細胞は1日に数千個に及びますが、体内の免疫システムが異常細胞を発見し除去することで発症を未然に防いでいます。免疫細胞はがん化したものを素早く識別し、的確に攻撃して体を守り、同時にさまざまな疾病の芽を摘んでいます。免疫機能が低下するとこうした防御が働かず、がんの進行リスクが高まります。長年の研究で、免疫細胞ががん治療・予防に高い効果を示すと証明され、私たちの健康維持に欠かせない役割を担うと確認されています。そのため、免疫力の維持はがん予防の鍵となります。
新橋DAYクリニックが提供するNK細胞治療は、高度なバイオテクノロジーを駆使して、NK細胞培養に特化した技術を実現しています。がん細胞に対して、強力な殺傷効果が認められた活性化NK細胞を高品質に培養し、それを投与することで治療の効率性を高めました。免疫力が極めて低くなったがん患者様のみでなく、がん予防をしたいと考えている患者様のニーズにも応えるため、高品質なNK細胞を大量に培養し、NK細胞が持つ殺傷能力を高めて患者様の健康を増進させます。
治療の流れ
1. 診察
症状やお悩みをお聞きし医師が状態を診断します。NK細胞免疫療法について、医師が詳しく説明いたします。
2. 採血・血液検査
NK細胞免疫療法を受ける上で問題となる感染症検査など血液検査を行います。培養のために採血を行います。
3. 培養
細胞培養センターにて採取した血液よりNK細胞の分離・増殖・培養を行います。
4. 投与
約3週間かけて培養を行います。完成しましたら点滴で患者様へ投与を行います。
5. 投与後診察
投与後、1か月・3か月・6か月・12か月後に定期的な診察を行います。
回数・注意事項
治療回数
NK細胞療法は、原則6回を1クールとしてご案内しております。患者様のご希望に沿った回数を医師と相談しお決めいただくことも可能です。診察の際にお気軽に医師とご相談ください。
注意事項
副作用について
一般的には副作用が起きにくいとされていますが、稀に発熱や倦怠感、発疹などの副作用が生じる事があります。多くは一過性で通常は数日程度で治まります。
治療を受けることが難しい既往歴
患者様の既往歴に、リウマチや膠原病、自己免疫疾患、血液疾患がある場合、治療を受けるときに間質性肺炎を患っている場合には治療を受けることができない場合があります。
Q&A
治療を受けるのに年齢的、体力的制限はありますか?
年齢や体力による制限は特にございません。
本療法は患者様のお身体に大きな負担をかけない治療ですので、ご高齢の方や体力に不安のある方でも安心して受けていただけます。
がんが転移していますが効果はありますか?
はい、転移がある場合でも効果が期待できる可能性があります。
ただし、全身に広がるような重篤な進行がんの場合には、効果の実感が難しいケースもございます。
他の治療と併用は可能ですか?
はい、併用は可能です。
むしろ、他の治療と組み合わせることで、より高い治療効果が期待されます。また、副作用の軽減にもつながると考えられています。
ただし、現在受けておられる化学療法や放射線療法などと併用する場合には、それぞれの治療タイミングに配慮する必要があります。
化学療法(抗がん剤)や放射線療法との併用は可能ですか?
はい、可能です。
ただし、化学療法や放射線療法は、がん細胞だけでなく正常な免疫細胞にも影響を与えるため、抗がん剤投与後は2〜3日空けてから採血を行います。
併用をご希望の場合は、主治医の先生および当院までご相談ください。
抗がん剤治療などの前に採血してNK細胞を保存しておくことは可能ですか?
はい、可能です。
抗がん剤や放射線療法、手術などはNK細胞を含む正常な免疫細胞にダメージを与える可能性があるため、治療開始前に採血を行い、NK細胞を凍結保存しておくことが可能です。
これにより、必要な時期に高度活性化したNK細胞を用いた治療を受けることができます。
高度活性化NK細胞療法だけで治療することは可能ですか?
高度活性化NK細胞療法は、これまで手術や抗がん剤、放射線治療でも進行を抑えきれなかった症例において効果が認められたケースもございます。
そのため、単独でも治療効果が期待できる場合がありますが、当療法は他の治療と競合するものではなく、併用によって相乗的な効果が得られることが多くあります。
現在受診している主治医には話した方がいいですか?
主治医の先生のご理解をいただきながら治療を行われることが望ましいですが、お話しにくい場合などございましたら、一度当院までご相談ください。診療情報提供書等含めまして主治医の先生と連携をとることも選択肢となります。
がんの部位によって有効性の違いはありますか?
治療の有効性に大きな差が出ることは少ないと考えられますが、何よりも重要なのは、患者様ご自身の免疫細胞がどのような状態にあるかという点です。
免疫機能が良好であれば、治療の効果もより期待しやすくなりますし、逆に免疫の状態が整っていない場合は、効果の実感までにある程度の時間を要することがあります。
治療費用
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初診料¥ 5,000 (税別)
(医師との面談:30分)相談のみの場合の料金です。治療を行うお申込みをされた場合、初診料は下記治療費に含まれます。
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高度活性化NK細胞療法¥ 2,400,000 (税別)
6回投与(1クール)上記治療費用には診察料(初診料・再診料)、細胞加工料、施術前検査費用、投与終了後診察費用(1ヶ月・3カ月・6か月)をすべて含んだ料金となります。
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高度活性化NK細胞療法¥ 4,500,000 (税別)
12回投与(2クール)上記治療費用には診察料(初診料・再診料)、細胞加工料、施術前検査費用、投与終了後診察費用(1ヶ月・3カ月・6か月・12カ月)をすべて含んだ料金となります。
※自由診療のため、全額自己負担となります。
※外国籍の方は別料金となります。
医師紹介
Director
Anesthesiologist
院長:岡村正之
私が高度活性化NK細胞免疫療法に希望を抱くようになったのは、13年前に父が肺がんと大腸がんの治療でこの療法を受け、想像以上に穏やかな表情を取り戻した姿を目にしたことがきっかけでした。麻酔科医として多くの治療現場に立ち会ってきた私にとって、免疫細胞が与える力強い後押しと、患者自身の「まだ戦える」という前向きな気持ちが呼応する光景は大きな驚きであり、いつか自分がクリニックを開いたら必ず提供したいと心に誓いました。
新橋DAYクリニックで導入したこの療法では、患者様ご自身の血液から採取したNK(ナチュラルキラー)細胞を最新のバイオテクノロジーで大量かつ高純度に培養し、独自の活性化プロトコールでがん細胞を的確に攻撃する能力を飛躍的に高めて体内へ戻します。活性化したNK細胞は標準的手法を大きく上回る品質で安定供給できるため、化学療法や放射線治療と組み合わせても免疫力の底上げが期待でき、進行がん・再発がんに加え再発予防にも役立つと考えられています。
治療の流れは、採血からおよそ3週間で準備が整い、点滴は外来で三十分から一時間程度です。お仕事終わりの時間帯にも対応でき、処置後すぐにご帰宅いただけるため、通院しながら治療を継続しやすい点が大きな特徴です。副作用は自己細胞由来のため限定的で、治療中の痛みや不安にもしっかり配慮いたします。
当院では、鼠径ヘルニアの日帰り手術やペインクリニックで培った厳格な安全管理体制をそのまま免疫細胞療法にも適用し、麻酔科医である私が初診からフォローアップまで一貫して担当いたします。患者様お一人おひとりの治療歴や生活環境に合わせて最適なプランを提案し、チーム全体でサポートいたします。
治療の選択肢が限られ、先行きが見えにくいと感じていらっしゃる方にこそ、このNK細胞療法を知っていただきたいと思っています。どうぞお気軽にご相談ください。
院長:岡村正之
日本専門医機構認定
麻酔科専門医
日本専門医機構認定
麻酔科専門医
診察は予約制となります。また、オンラインでも診療を行っております。がん免疫療法にご興味をお持ちの方は、まずはお電話でお気軽にご相談ください。治療の詳細や費用など丁寧にご案内いたします。