鼠径ヘルニア(脱腸)の手術、両側同時に行うことはできますか?
記事最終更新日: 2024年2月29日
新橋DAYクリニック医師達が、気になる質問に簡潔にお答えします
Answer
可能です。腹腔鏡で必ず両側の鼠径ヘルニアを確認し、同時手術できます。
手術前に診断がついている両側の鼠径ヘルニア(脱腸)の場合、1回の手術で左右同時に日帰りで治療が可能です。腹腔鏡手術の場合、傷が大きくなったり、傷の数が増える事はありません。診療報酬(治療費)も同額となります(診療材料分は加算されます)。
左右片側の鼠径ヘルニアの診断でも、手術の際は必ず対側の鼠径ヘルニアの有無を確認します。対側に鼠径ヘルニアを認めた場合、事前に希望があればふくらみ等の症状がなくても同時に手術を行うことが可能です。
当院で採用している腹腔鏡手術法(TAPP法)は、両側手術にとても適した手術法と言えます。片側づつ手術を2回する必要はありません。なお、ヘルニアの状態にもよりますが、手術時間は両側の場合約1時間程度となります(片側の場合約30分程度)。そのため当院の滞在時間や術後の経過が両側手術となっても大きく変わることはありません。
新橋DAYクリニックなら鼠径ヘルニアは日帰りで治療可能です。翌日からお仕事に復帰できるので、遠方からも多くの患者さまがご来院します。
この記事の制作者
岡村 正之
Okamura Masayuki
記事執筆
新橋DAYクリニック院長・麻酔科医師
日本専門医機構認定麻酔科専門医
黒崎 哲也
Kurosaki Tetsuya
記事監修
新橋DAYクリニック外科統括医師
日本外科学会認定外科専門医・指導医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本消化器外科学会専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本大腸肛門病学会指導医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本ロボット外科学会Da Vinci certificate
日本ロボット外科学会Robo-DocPilot国内B級
大城 崇司
Oshiro Takashi
記事監修
新橋DAYクリニック外科医師
日本外科学会認定外科専門医、指導医
日本消化器外科学会専門医、指導医
消化器がん外科治療認定医
日本消化器病学会専門医
日本内視鏡外科学会技術認定医(消化器・一般外科)
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
Certificate of da Vinci console surgeon
日本肥満症治療学会評議員
日本肥満症治療学会肥満外科治療ガイドライン策定委員会・同データベース委員会、教育委員、メンタルヘルス部会、小児・思春期における減量・代謝改善手術の適応検討委員
日本内視鏡外科教育委員、縫合・結紮手技インストラクター
鈴木 淳一
Suzuki Junnichi
記事監修
新橋DAYクリニック外科医師
日本外科学会認定外科専門医
日本消化器外科学会専門医
消化器がん外科治療認定医
日本消化器病学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本腹部救急医学会認定医
板橋中央総合病院外科診療部長
新居 高
Arai Takashi
記事監修
新橋DAYクリニック外科医師
日本外科学会認定外科専門医
板橋中央総合病院外科医長
鈴木 淳平
Suzuki Junpei
記事監修
新橋DAYクリニック外科医師
日本外科学会認定外科専門医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本消化器病学会専門医
日本消化管学会胃腸科専門医
日本腹部救急医学会認定医
板橋中央総合病院外科
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